こんにちはtote(トート)です
今回はサーフ&スケートのスタイルとして欠かせない歴史的な名品を筆者目線でご紹介。
紹介するモノはすべて、昔からサーファーに愛されてきた象徴的なアイテム。
普段のスタイルに少し取り入れるだけで、グッと様になるようなものばかりです。
PENDLETON / Board Shirt(ボードシャツ)
西海岸サーファーたちの制服

1950年代〜60年代初頭、ウエットスーツがまだ普及していなかった時代、南カリフォルニアのサーファーたちにとって最大の課題は「冷たい海から上がった後の防寒」でした。
そこで重宝されたのが、ペンドルトンの厚手で高品質なバージンウールシャツ(通称ボードシャツ)です。
当時はまだ現在のような高性能なウェットスーツがなく、サーファーたちは冷たい海から上がると、寒さに震えながら焚き火で暖を取っていました。
そこで彼らが目をつけたのが、PENDLETONのウールシャツでした。
1961年には、伝説のサーフ・ロックバンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」が結成当初「ザ・ペンドルトンズ」と名乗り、このシャツを着てレコードジャケットに登場したことで、サーファーの象徴として決定づけられました。

そして’70年代にスケート界のカリスマであるジェイ・アダムスが普段着としてボードシャツを愛用し、西海岸で爆発的な人気を博しました。

VANSのオーセンティック(Authentic / Style #44)
サーフ&スケートを決定づけたサーファーの足元

1966年にポール・ヴァン・ドーレンがアナハイムで創業したVANSの第1号モデル(当初はStyle #44と呼ばれた)。
70年代、波がない日(フラット・デイ)にサーフィン感覚を楽しむため、サーファーたちがスケートボードに乗り始めました。
(この話が映画ロード・オブ・ドッグタウンとなった。)

オーセンティックのワッフルソールはデッキへの吸いつきが抜群で、耐久性も高かったため、彼らから絶大な支持を獲得。
サーフボードを小脇に抱え、オーセンティックを履いてビーチを歩くスタイルは、当時の南カリフォルニアのサーファーにとって一番”イケてる”スタイルとなりました。
サーフィンとスケートボードの境界をなくし、両カルチャーの共通言語となった一足です。
3. オークリーのフロッグスキン(Frogskins)
ネオンカラー全盛の80sサーフとエクストリームのアイコン

カルチャーとの関係: 1980年代のサーフシーンは、蛍光色(ネオンカラー)やポップなグラフィックが溢れる「エクストリームスポーツ化」の時代でした。

1985年に発売されたフロッグスキンは、それまでモトクロスやマウンテンバイクのゴーグルを中心に扱っていたオークリーが放った、ライフスタイル系サングラスの金字塔です。
フロッグスキンは鮮やかなフレームカラーやミラーレンズを展開し、水面のギラつきを抑える高い偏光機能と相まってプロサーファーやビーチの若者の間で大ヒット。
80年代サーフの雰囲気を象徴するアイコンとなりました。
Stussy Brushed Beach Pant
1986年の誕生:「シェイパーのワークパンツ」というルーツ

Stüssyの「Brushed Beach Pant」は、1986年に誕生したブランドを象徴する歴史的マスターピース。
サーフボード制作の作業現場や、波に乗る前後のビーチで求められたのは「着脱がとにかく楽で、作業しやすく、かつ洗練されていてカッコいいパンツ」でした。
そこで考案されたのが、ウエストをゴムとドローコード(紐)で縛るリラックス仕様のコットンパンツ(ビーチパンツ)でした。
当時(80年代半ば)、ゴムウエストのパンツは部屋着や運動着として扱われ、街着ではありませんでした。
しかし、ゆったりとしたワイドテーパードシルエットや洗練されたデザインで、「海辺のリラックスウェア」でありながら「街でもそのまま履けるストリートギア」という新しい概念を作り出しました。

「ビーチからストリートへ」というこの思想は、Stüssyがサーフブランドから世界的なストリートブランドへと飛躍する原点となったのです。
名品を取り入れて、自分だけのサーフスタイルを
今回ご紹介した4つのアイテムは、単なるトレンドではなく、サーフィンやスケートボードの歴史とともに歩んできた「本物」ばかりです。
どれもストーリーが詰まったアイテムだからこそ、いつものコーディネートにひとつ取り入れるだけで、スタイリングに深みと「こなれ感」を与えてくれます。
こうしたタイムレスな定番名品を軸にしながら、ぜひあなただけのこだわりやスタイルを見つけて、日常のファッションを楽しんでみてくださいね!

